神炊館神社で風鈴を飾る

文化

  • 画像
    授与所軒先に吊るされた風鈴

 須賀川地方の総鎮守神炊館神社(須田秀幸宮司)は初夏に先駆けて、お守りや御札の授与所、神楽殿などに風鈴を飾り付けて、涼を運ぶ音色が話題を呼んでいる。
 風鈴は本紙27日付コラムなどによると、魔除けの「風鐸(ふうたく)」が発祥とされ、19世紀頃からギヤマン製のものなどインテリアの一種としても愛用され始めた。
 夏を代表する風物詩の一つであり、涼やかな音色が暑気を忘れさせるかのような清涼感を運んでくる。
 同神社では梅雨を前にさわやかな音色を楽しんで欲しいとの思いとともに、未だ収束の兆しがみられない、新型コロナ早期沈静化の願いも込めて吊るした。
 近隣住民や参拝者、散歩を楽しむ市民も「夏を先取りして気持ち良い音色ですね。暑くなってきたしぴったりです」と好評の声が聞かれている。

イベント情報バナーイベント情報バナー