ベースに向かって全力疾走する選手
中体連岩瀬支部総合体育大会は1日、牡丹台球場や鳥見山陸上競技場、天栄室内庭球場など須賀川・岩瀬地域の各会場で12種目が開幕し、昨年の大会中止で悔し涙を飲んだ先輩や無観客で応援に来られない保護者らの見えないエールを背中に受けながら、悔いのない成果を目指し3年間の思いをぶつけ合っている。
新型コロナの影響で昨年は中止となり、2年ぶりの実施となる。大会まで練習時間の短縮や普段は行わない器具の消毒なども行い、生徒だけでなく教諭、保護者らも感染対策を継続し続けてようやく実施にたどり着いた。
会場は無観客で、大きな声援も出さないなど感染予防ガイドラインに則った例年とは異なる実施形態となったが、選手たちの大会に対する思いは例年以上で、一人ひとりが気迫あふれるプレーを発揮している。
チーム編成は各校とも3年生が中心で、ベンチで見守る後輩たちは勝利を願い、得点に結びつくプレーがあると大きな拍手で先輩を手助けした。
競技はソフトボール、柔道、剣道、テニスは1日のみ、体操は2日のみ、そのほかの種目は1、2の両日で熱戦を繰り広げる。
上位チームが出場する県中地区大会は16、17の両日、各会場で行われる。
県中地区大会の会場は次の通り。
▽軟式野球=ヨーク開成山球場、牡丹台球場▽ソフトボール=郡山市ふるさとの森スポーツパーク▽バスケットボール=郡山市西部体育館▽女子バレーボール(16日のみ)=須賀川三中▽同男子=鏡石中体育館▽サッカー=郡山西部サッカー場▽ソフトテニス=郡山庭球場▽バドミントン(17日のみ)=安積総合学習センター▽剣道(16日のみ)郡山市ふるさとの森体育館▽柔道=宝来屋郡山総合体育館柔道場▽体操(16日のみ)=宝来屋郡山総合体育館▽卓球=小野町町民体育館▽硬式テニス(16日のみ)=空港公園コート