五輪支援で「うちわ」制作 須賀川市体育協会の理事会

行政

 須賀川市体育協会(安藤喜勝会長)の理事会は新型コロナ感染を防ぐため、文書で承認を得た。今年度の市民体育祭は加盟団体に対し、7月初旬に開催希望調査を行い、8月6日の実行委員会で判断するが、昨年同様に可能な種目は実施する予定である。
 文書では、昨年度事業、決算、今年度運営方針、事業計画、予算、役員選出について原案通り可決された。
 昨年度の市民体育祭は18種目で実施、13種目が見送った。今年度も実施可能な種目は10月頃から実施する予定。
 新規事業は市出身のオリンピック・パラリンピック代表内定者を応援するためのグッズとして、選手の名前や写真を入れた「うちわ」を2000枚程度、7月の開催前に制作し、加盟・関係団体や役員らに配布する。
 男子1万㍍に内定している相澤晃選手のものは既に制作を決めており、パラリンピック卓球の吉田信一選手のものも出場が決まれば作る。3日から5日までスロベニアで行われている世界予選トーナメントで優勝すると出場権を得る。
 県民スポーツ大会県中地域大会須賀川市(岩瀬)予選会は7月4日に行い、上位大会が中止の場合も代替大会を検討する。
 そのほかの主な事業は、9月3日に表彰者選考委員会、11月1日に会報発行、12月下旬に体協時報発行、3月初旬に講習会など。
 今年度の運営方針として、市民スポーツの普及推進、競技力向上の支援、組織の拡充強化、指導者の育成確保、顕彰事業の実施、共催・後援によるスポーツ活動の奨励―の6項目のもと、スポーツを通じた人と人、地域と地域の交流を促進し、地域の一体感や市民活力の醸成などを目指す。
 昨年度から続く新型コロナ対策として、市民の命と健康を守るため、国及び自治体等からの要請には適切に対応し、スポーツ実施者(団体)としての社会的責任を強く認識し、感染拡大防止対策を最優先に実施する。
 役員改選では安藤喜勝会長はじめ役員を再任し、理事長のみ熊田保市生涯学習スポーツ課長を新任した。

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