10月の陸上交流大会実施を確認
須賀川・岩瀬地方3市町村の児童らが出場し日頃の練習成果を競い合う「いわせ地区小学校陸上競技交流大会」は10月5日、鏡石町鳥見山陸上競技場で行う方向で準備が進める。3日に市役所で開かれた同実行委員会で決まった。
交流大会は県市町村教育委員会連絡協議会岩瀬支会、岩瀬地区小学校長会主催、3市町村教委共催。
全22校の5・6年生(6年生が40人以下は4年生も)が出場し、児童の交流を図るとともに、競技力と体力向上を図る目的で毎年10月に実施している。
昨年度もコロナ禍ではあったが、1000人を超える児童が出場して、自己ベスト更新などを目指して懸命に走り、跳び、投げる姿が見られた。
今年度も県独自の非常事態宣言が発令・解除されるなどの状況ではあるが、感染防止対策を図りながら、10月5日に陸上競技交流大会を実施する方向で検討を進めている。
現時点で実施種目は例年通りの女子800㍍、男子1000㍍、男女80㍍ハードル、男女100㍍走、男女4×100㍍リレー、男女ジャベリックボール投げ、走り幅跳び、走り高跳びで、昨年同様全競技決勝のみ行う。
大会当日は2日まで行われた中体連岩瀬支部大会と同様に無観客競技を基本とし、開会式と閉会式もできる限り簡素化して時間短縮を図る。
実行委員会で永瀬功一岩瀬地区小学校長会長(須賀川一小校長)と水沼栄寿実行委員長(西袋一小校長)は10月の実施に向けて準備を進めていきたいとし、「ワクチン接種も始まり、実行委員会としてもどうすれば開催できるか前向きに検討を進めてまいりたい」と理解を求めた。
実行委員ら約30人が出席し、大会要項案や申し合わせ事項、今後の日程などについて意見交換した。
審判講習会は7月27日、第2回実行委員会は9月28日、ともに須賀川三小で開く。