転ばないよう慎重に田植えする子どもたち
湯本小(高橋哲也校長)の田植え体験は28日、湯本地区の棚田で行われ、児童3人が泥まみれになり伝統の手植えに挑戦した。
村の基幹産業である農業体験を通じ、愛村心や自然への理解を深めるため毎年実施している。
一般社団法人湯本森・里研究所(星昇代表)が畦塗り、代掻きなどで準備し、植え方などを指導した。
エゾハルゼミが鳴く青空の下、子どもたちは転ばないように気をつけながら丁寧に苗を植えていった。
湯本の棚田は農薬を使用せず、夏にはヘイケボタルが飛び交う。
今後は草むしりや生物観察など行い苗の生長を見守る。
秋には収穫し、昔ながらの木製脱穀機を使った脱穀体験も行う予定である。