「須賀川創英館高」の学校説明会始まる

教育

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    森下校長らから説明を受ける生徒たち

 来年4月に開校する須賀川創英館高の学校説明会は8日、長沼中からスタートし、9月頃まで各中学校で開かれる。初回は森下陽一郎須賀川高校長と夏目利江子長沼高校長が「本校は君たち自身が『これから(キャリア)』をプロデュースできる学校となる。みんなが夢を叶えるための教育コースをセッティングしており、新校の歴史をつくるのは『あなた』だ」とPRした。
 須賀川・長沼両校は統合され、来年4月から須賀川高の校舎を使用した普通科6クラス、1学年240人(予定)のキャリア指導重点校として新たなスタートを切る。
 大学進学から就職まで多様な進路希望に対応しながら、将来的に職に就くために必要な能力を身に付けさせる。
 来年4月から成年年齢が18歳に引き下げられ、在学中に成人となることを踏まえ、「『おとな』から『大人』へ」をキャッチフレーズに、地域・社会に責任を持って関わり、自らの道を切り開きながら貢献していける生徒の育成を目指す。
 同校の特色的な授業である「経済社会と人間」(仮)は1・2年生を対象に実施し、外部講師を迎えた講話やワーキンググループなどを通し、社会人として必要な知識や教養を身につける取り組みも計画している。
 また特別教室を含めた全ての教室でワイファイを完備し、ICTを活用して主体的に学ぶ姿勢を強め、全員が「分かる授業」「不安にさせない授業」を目指す。
 地域を支える核となり活躍する、社会に貢献できる人材を育てるため、地域の行政や医療機関、企業、伝統行事などとも深く関わり、「地域を盛り上げ、活性化させ、役に立つ」意欲と能力を身につける。
 キャリア探求では実現したい自分の進路について、業界の課題や必要とされる資質などを自ら調べ発表し、実現に向けキャリア意識や課題解決力を身につけていく。
 1年次は全員が共通科目を学ぶが、2・3年次は4コースに分かれる。
 文化系探求コースは「表現力」、理数系探求コース(医療含む)は「論理的思考力」、芸術・スポーツコースは「生涯にわたり同分野に関わる力」、ビジネス・教養コースは「社会で役立つ実践力」を身につける。
 長沼中での説明会は8、10の両日で須賀川創英館を含む12校の学校関係者から特色などの説明を受ける。2、3年生75人と保護者らが参加した。
 森下、夏目両校長は「制服などまだ決まっていないこともあるが、皆さんが誇りを持てる学校にしたい」「例えばいじめなどの問題が起きても、教員が最後まで面倒をみる学校にする」とアピールした。
 体験入学は7月29日に予定しており、学校パンフレットも間に合わせるよう制作を急いでいる。