長沼まつり2年連続中止 製作ねぶた・ねぷたを展示へ

イベント地域振興文化

 長沼まつり実行委員会(戸田修一委員長)は新型コロナ感染防止のため、9月11日に予定していた第36回長沼まつりの中止を決めた。写真コンテストも行わない。
 まつりは実施しないが、代替事業として参加団体などが製作したねぶた・ねぷたを「ながぬまラボ」(旧屋内ゲートボール場)で展示する。
 戸田委員長は「2年連続の中止は断腸の思い。来年の再開に向けて展示などを行い、地域住民のまつりに対する熱い思いを結集していきたいと思います」とコメントした。
 例年は9月第2土曜日に金町通りを会場に開催し、県内外から多くの見学客でにぎわっていた。地元の団体や小中高校生が手作りした巨大ねぶた・ねぷたや金魚ねぶた、こども神輿、踊り流しなどで住民の一体感を高める、地域にとって重要な位置づけの行事で、2年ぶりの開催を期待していた市民からは悔しさを漏らす声も聞こえる。
 新役員は次の通り。
 ▽委員長=戸田修一▽副委員長=柏村國博、小河原誠▽会計=半澤悟▽監事=大河原信也、五十嵐全▽事務局長=佐藤幹夫▽事務局次長=内山久