橋本市長から表彰された受賞者と桔槹吟社役員
令和2年度須賀川市俳句ポスト表彰式は12日、風流のはじめ館で行われ、年間特選牡丹賞の武田喜代子さん(横浜市)とぼたん賞の高倉天也君(阿武隈小5年)ら6人1校に賞状と記念品が贈られた。
昨年度の俳句ポストは市内を中心に県内外の3438人1万407句の応募があり、森川光郎桔槹吟社代表、江藤文子同会長、阪路卓美暦日須賀川俳句会員らが選者を務めた。
年間特選一般の部牡丹賞の武田さん、年間秀逸赤松賞の古川春枝さん(小中)、翡翠賞の関根邦洋さん(梅田)、子どもの部ぼたん賞の高倉君、あかまつ賞の田中瑞希さん(須賀川三小)、かわせみ賞の柳沼奏羽さん(西袋一小4年)、年間優秀校等躬賞の阿武隈小(緑川喜久校長)を表彰した。
橋本克也市長と選者代表の江藤会長は「俳句ポストは特に子どもたちが素直に詠んだ感性豊かな作品に感心した」と述べ、今後も季節を大事に俳句作りを楽しんでほしいと述べた。
ぼたん賞の高倉君は「空を見上げて思った句が特選に選ばれ驚きました。うれしいです。俳句が好きなのでこれからもたくさん詠みたいです」と謝辞を述べた。
受賞句は次の通り。
▽牡丹賞=武田喜代子「風流や下がれ下がれの田うゑ唄」▽赤松賞=古川春枝「勢至堂峠越えきし風花よ」▽翡翠賞=関根邦洋「末黒野や疎水の一番水通る」▽ぼたん賞=高倉天也「雪の雲空にひろがり立ち止まる」▽あかまつ賞=田中瑞希「はく息の白さマスクに閉じ込める」▽かわせみ賞=柳沼奏羽「そうめんの皿にひろがるオクラの星」