測量したロープに沿って刈り込むトウモロコシ畑
鏡石町の岩瀬牧場は7月10日オープン予定のトウモロコシ巨大迷路の測量と通路の刈り込みを16日に行い、1・3㌶の広大なトウモロコシ畑に今年も迷路が現れた。
オープン時には4㍍近くまでトウモロコシが育ち、おとなも楽しめる東北最大級の巨大迷路に昨年は9月中旬までの期間中、家族連れなど約1万6000人が来場した。
迷路の総距離は約2㌔、20~30分でゴールにたどり着くが中には1時間以上迷路を楽しむ人もいる。
使用される「デントコーン」という品種のトウモロコシの茎は細いが草丈が高く、植栽の株間を狭くできるため迷路に最適とされ、刈り取った後は飼料としても利用できる。
照りつける太陽のもと、職員らは図面を確認しながら測量に汗を流していた。今後も伸びる茎を専用機械で刈る作業を繰り返し、オープンに向け着々と準備を進める。