二瓶大三顕彰パネル展 「二本松雪景」追加

文化

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    顕彰パネル展に加わった「二本松雪景」

 須賀川市歴史民俗資料館は二瓶大三顕彰パネル展の追加資料として、長沼小に寄贈された「二本松雪景」を加え、のどかな風景画に来館者が心を和ませている。
 パネル展は旧長沼町金町生まれの画家・二瓶大三(大正元年~昭和52年)を顕彰するため7月16日まで開かれている。
 追加作品は二瓶が終戦後に移り住んだ二本松で昭和42年6月に描いた山がそびえる雪景色のまち並みで、日常を静かに営む人々の姿を俯瞰的に捉えた。
 春陽会展に出品後、長沼小体育館の落成記念に寄贈され、同校で大切に飾られており、今回の展示に貸し出した。
 パネル展はそのほか「雪の妙見山」などのや図録「二瓶大三遺作作品集の中から」などのパネル、二瓶の生涯や書簡を紹介する解説などが並ぶ。また雑誌「エッチング」に寄稿した文章も読むことができる。
 入場無料。開館は午前9時から午後5時まで。土・日曜日は休館。
 問い合わせは同館(℡67―2030)まで。

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