鳳坂トンネル 7月5日いよいよ貫通式

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    工事が進む(仮称)鳳坂トンネル

天栄村の東部地区と西部地区を結ぶ鳳坂トンネル(仮称)の貫通式は7月5日午前9時半から坑内で行われ、2020年代前半の供用開始を目指して大きな一歩を踏み出す。掘削開始から2年7カ月が経過し、22日現在で延長2538㍍のうち2515㍍まで進み、残すところわずかとなっている。
 鳳坂トンネルは牧之内地内から羽鳥地内を結ぶ片側1車線のトンネル。大林組が工事を請け負っている。平成29年6月に起工式が行われ、30年11月にトンネル掘削を開始するにあたって安全祈願祭が行われた。
 工期は今年度末までの予定で、関係者によると開通は12月頃になるものとみられる。
 その後、トンネル内部や前後(トンネルを含む総延長3・4㌔)を整備する。
 鳳坂峠はかつて「這う坂」とも言われ、急カーブ・急勾配が続く標高825㍍の道で、特に路面が凍結する冬季は交通に危険があり、村では約50年前からトンネル整備を要望する声が続いてきた。
 県は国道118号を県復興計画の「復興まちづくり・交流ネットワーク基盤強化プロジェクト」に位置づけ、鳳坂工区の事業に着手した。
 供用開始により走行距離を約3㌔短縮、最急縦断勾配は12%から4%に、最小曲線半径は10㍍から350㍍に改善する。
 村の東西の行き来がしやすくなり地元の利便性が高まるほか、救急医療が必要となる際の所要時間改善、中通り地方と会津地方を結ぶ年間を通した安全で円滑な交通の確保による災害に強いネットワークの構築など様々なメリットが期待される。
 貫通式はトンネル坑内で発注者である県代表者や天栄村関係者、国道118号県道中野須賀川線整備促進期成同盟会らが出席し、機械がトンネルを貫通させる様子を見守った後、貫通点を清め、発注者あいさつ、来賓祝辞など行い、樽神輿や鏡開きで祝う。

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