会員に協力を呼びかける澤田支部長
東北税理士会須賀川支部(澤田尚志支部長)の総会は22日、ホテル虎屋で開かれ、役員改選で支部長に五十嵐昭光さん、副支部長に関根真吾さん、関根美穂さん、小宅英次さんを選任した。
約20人が出席し、澤田支部長は「コロナ禍で企業への様々な支援が求められる。混乱はしばらく続くものとみられるが、できるだけ情報を共有し、納税者や企業にフィードバックしていきたい」とあいさつした。
議事は昨年度事業概況、収支計算書、今年度事業計画、予算、役員改選などを協議した。
今年度はコロナ禍の影響で中小のサービス業・飲食業等を中心に企業体力が限界に達しつつあることを踏まえ、消費税軽減税率への対応や事業承継支援等のこれまでの取り組みとは全く次元の異なる取り組みも求められようとしている。そのため顧問先が抱える問題や悩みについて、オールふくしま経営支援事業のさらなる利活用を図る体制づくりや商工会議所・商工会等の関係機関と一層の連携協調により、幅広い支援内容とする枠組みづくりに向け、予算上の措置を重点的に講じる。
また無料納税相談や税務支援、租税教育などの取り組みも継続し、電子申告・納税やマイナンバー制度の普及拡大への取り組みも推進する。
新役員は次の通り。
▽支部長=五十嵐昭光▽副支部長=関根真吾、関根美穂、小宅英次▽幹事=澤田尚志、鈴木龍京、磯海雄介、芝崎大介、中田日奈子、羽川誠一、関根威一郎▽監事=新井実、益子秀一▽顧問=小林集▽相談役=岩崎廣寛