配布する案内チラシ
須賀川市は7月1日から「空き家バンク制度」を本格稼働し、物件登録申請受け付けを始め、WEBサイトを開設する。同日から郵送する固定資産税と都市計画税の納税通知書に案内チラシを同封して周知に努める。
空き家バンクは市内でも増加傾向が続く空き家を「売りたい・貸したい」と考えている所有者から情報を集め、「買いたい・借りたい」と考える希望者に紹介する仕組みで、市初の都市再生推進法人テダソチマ(代表・大木和彦瑞穂不動産社長)と市が協定を結び、空き家の有効活用と移住・定住促進を図っていく。
市は制度の本格稼働に合わせて、新たに「空き家バンク登録促進補助金」と「空き家リフォーム補助金」を設けて、登録促進や適正管理などに取り組む。
「登録促進補助金」は登記費用や家財処分費、クリーニング、敷地内の除草・庭木剪定などの経費を2分の1以内(限度額20万円)補助する。
「リフォーム補助金」は内外装仕上げや台所、トイレ、浴室などの改修とリフォームの経費を2分の1以内(限度額50万円)で助成する。
問い合わせは市建築住宅課(℡88―9150)、テダソチマ(℡94―5600)まで。