仁井田小で手押し田車の除草に挑戦

教育農業

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    重くなった田車を懸命に前に進める児童たち

 仁井田小(熊田秀和校長)の5年生51人は28日、田んぼで手押し田車を使った草取りを体験した。
 手押し田車はツメのついた歯車で稲株の間を押して回すとツメに雑草がひっかかり抜ける農具で、植えた苗に影響なく除草ができるとして、昭和40年代まで実際に使われていた。
 子どもたちはPTA役員や地元の農家らに教わりながら、全身を使って田車を押し田んぼの除草に挑戦した。草がからまるにつれ田車は重くなり、思うように動かせずふらつきながらも懸命に作業していた。
 今後は水中生物観察などを行い、秋には収穫体験を予定している。