住みよい魅力ある須賀川へ まちづくり推進協議会総会

地域振興

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    今年度事業計画など確認した総会

 須賀川まちづくり推進協議会(会長・渡邉達雄商工会議所会頭)の総会は30日、約40人が出席してホテルサンルート須賀川で開かれ、住みよい魅力あるまちづくり実現へ今年度事業計画などを協議した。
 「住むことに誇りを感じる新生須賀川の創造」のもと、須賀川らしいまちづくりを目指し、関係機関と連携し各種事業を展開している。
 渡邉会長は「ワクチン接種が進んでいるが、先行き不安な状況からイベントや公共施設休館もあり、まちなかの収益は減少が続いている。このような中、昨年度は駅前のアートロード、風流のはじめ館を核としたまちなかツアーなど魅力創出にも努めてきた。今年度はさらなる取り組みでまちなか活性化とにぎわい創出へつなげたい」と述べた。
 議事は昨年度事業、今年度事業計画、役員改選などを協議した。
 今年度の全体事業は、市中心市街地活性化基本計画事業の実施(tetteや風流のはじめ館を活用した販促、まちづくり講演会、高校大学など教育機関との連携やまちづくり団体のコーディネートなど)、若手世代の「まちづくりワーキング委員会(須賀川大学)」の開催、5G・ITを活用した次世代のスマートシティづくりなどに取り組む。
 市内3地区のプロジェクト委員会事業は、北部地区が医療福祉と地域商店街・住民連携の研究、北町坂展望広場活用事業、駅西地区開発に伴うまちづくり(駅舎ライトアップほか)促進、中部地区は年末年始まちなかイルミネーションやtette・ウルトラFMを活用の販促事業、南部地区が整備事業協力と風流のまちづくり事業などを計画している。
 また市中心市街地活性化協議会やこぷろ須賀川との連携・協力などを図る。
 検討事項として県道須賀川・二本松線未整備区間事業化支援、市街地の良好な景観形成についての誘導作策定、下の川のサクラ保存の取り組みをあげた。
 総会終了後は加藤貴之土湯温泉観光協会長を迎え、「これからの土湯温泉の戦略~これまでの応戦とコロナ後を見据えた挑戦」をテーマに講演を聴いた。

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