最優秀賞の勇仁ちゃんの作品
須賀川特撮アーカイブセンター認知度向上作戦第2弾、オリジナル怪獣スカキングの塗り絵コンテスト入賞者が7日の特撮の日に発表され、最優秀賞は村越勇仁ちゃん(4歳)=大東こども園=が選ばれた。10日から31日まで応募全作品812点はセンターに掲示する。
市内の保育所・幼稚園・こども園に通う3歳以上の園児と市内在住の未就学児から「自分だけの色を付けたスカキング塗り絵作品」を募集した。
オリジナル怪獣はアーカイブセンター北壁に巨大シルエットが描かれ、高さ9㍍、幅27㍍の大きさを誇る。
昨年11月3日のゴジラの日にオープンしたアーカイブセンターの認知度向上作戦第1弾として市民から名前や必殺技、特徴などを募集し、1956点から松本茉那美さん、折笠太規さん、渡邊佳生子さん考案の「スカキング」に決まった。
合わせて「須賀川特産のキュウリを丸々1本口から発射する」必殺技、「眠くなるときが多い」弱点、「2本の角は困っている人やいじめられている人を感知する能力があり、いつでもどこでも助けに来てくれる」などの特徴も発表された。
塗り絵コンテスト応募作品は市と特撮に関して「文化芸術の振興と継承」にかかる連携協定を締結したアニメ特撮アーカイブ機構も加わって3度の審査を行い、オリジナリティあふれる数々の作品の中から審査員も入賞作品を決める難しさにうれしい悲鳴をあげた。
最優秀賞は村越勇仁ちゃんが輝き、優秀賞は我妻由唯ちゃん(4歳)=須賀川幼稚園=、佐藤璃衣奈ちゃん(3歳)=天泉こども園=、梅田柊奈ちゃん(5歳)=プリムラこども園=が選ばれた。表彰式は後日実施する。
入賞者と作品は7日から須賀川市ホームページで公開している。