抗ウイルスパーテーションを市に寄付
須賀川市舘取町のダンボール製造業・神田産業(神田雅彦代表取締役)は8日、市のワクチン接種会場用に抗ウイルスパーテーション2部屋分約27㍍を寄贈した。
同社製品の研究開発を共同で行っている関西ペイントの漆喰塗料をハニカム段ボールの表面に添付した製品で、コロナウイルスがわずか5分で99.9%不活化する効果を持っている。
市は集団接種会場の須賀川アリーナ内の希釈スペースとワクチン2回目接種予約スペースに利用する予定で、来場者はもとより医療従事者も安全安心が得られるものと期待される。
神田産業から神田代表、関根好行常務、神田雅恵美本部長、石澤秀忠営業技術部長が同席した。
橋本克也市長は「ワクチン接種も順調に進み、一般接種も本格化する前にこのような素晴らしい製品のご提供をいただきありがとうございます」と感謝した。
神田代表は「ワクチン接種会場で接種に来られた地域住民の皆様はもとより、そこで働く医療従事者の方々も安心できる会場づくりに貢献できましたら幸いです。今後も地域貢献に努めてまいります」と話した。