体育協会から寄贈された応援うちわ
須賀川市体育協会(安藤喜勝会長)は9日、須賀川市出身で円谷幸吉選手以来57年ぶりにオリンピック出場する相澤晃選手(23)=旭化成=母校の長沼中(須藤瑞穂校長)に応援うちわを134本寄贈した。
相澤選手のたゆまぬ努力に敬意を表するとともに、男子1万㍍出場を応援するため、うちわを1600本作成した。同日は出身地である長沼小や長沼東小の全児童生徒と教職員にも贈られた。
相澤選手のサイン、所属先の旭化成から写真の提供を受けて作られた非売品で、「コロナ禍で集まって応援することは出来ないが、うちわでエールを送りたい」という気持ちが込められている。
9日は安藤会長が長沼中を訪れ、須藤校長と金澤颯花生徒会長(3年)に「ぜひ応援に利用してください」とうちわを手渡し、金澤会長は「長沼初のオリンピック選手で偉大な先輩をみんなで応援します」と熱意を伝えた。
体育協会は10日からtetteで開催中の「円谷幸吉写真展」見学者と12日からは市生涯学習スポーツ課の来庁者にそれぞれ200本ずつ配置し先着順で配布している。