森の駅ヨッジ18日オープン

地域振興

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    温かみを感じさせる交流施設

 玉川村の観光交流施設「森の駅yodge(ヨッジ)」は18日にグランドオープンする。初日は記念イベントとして午前11時から午後10時まで一般開放され、施設の見学だけでなくバームクーヘン作りやe―バイク試乗体験、予約すればテントサウナも体験できる。
 ヨッジは旧四辻分校の校舎を活用した宿泊機能付き交流施設で、村の自然を活かした体験や食事などを味わえる。木造1階建てで、全5室、計20人まで宿泊できる客室や屋根上のテラスなど温かみのある空間が広がる。
 音体室をそのまま活かしたカフェでは村の米などを使った「さとやまランチ」(和食)やカレー、ハンバーグなどを提供する。宿泊者以外も利用できる。
 ヨッジでは周囲の自然を巡る「さとやま散歩」や、ひょうたんランプシェード作り、火おこし体験(ブッシュクラフト)なども楽しむことができ、既に夏休み中の利用に向け多くの問い合わせが届いている。
 グランドオープンに先駆け、15日にメディア向けのレセプションが行われ、石森春男村長は「この施設により交流人口、関係人口が増え、移住定住の促進につながることを期待する。この『森の駅』と、すがまプラザ(現・コワーキングスペースたまかわ)、福島空港、そして整備を進める『滝の駅』乙字ケ滝の有機的連携を目指したい。滝の駅では須賀川市とも協力していきたい」とあいさつした。
 施設を運営するたまかわ未来ファクトリーの細川将宏取締役は「ここでしか味わえない没入感を提供し、リピーターを増やしていきたい」と述べた。
 16日に石森村長らによるテープカットやセレモニー、17日に村民限定の一般公開も行う。
 問い合わせはたまかわ未来ファクトリー(℡0247―57―8788)まで。

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