よりよい公共施設のあり方について意見を交わす
天栄村公共施設のあり方検討委員会の第4回会議は15日、役場正庁で開かれ、山村開発センターと屋内運動場、保育所、村営住宅の4施設について維持する方向で村に提言することを決めた。
人口減少や人口構成の変化などに伴う村内の公共施設(学校、幼稚園、道路・橋梁、上下水道を除く)の需要動向などを見据え、維持、複合化、集約化、転用、廃止のいずれかを判断し、11月に添田勝幸村長に提言する。
委員10人が出席し、4施設の概要や利用人数、維持管理費、大規模改修や建て替えの必要時期と費用など事務局の説明を受け、施設の意義などについて意見を交わした。
4施設は村民にとって重要であると結論づけ、必要な補修等を行いながら維持するべきとの判断を下した。
委員らは「山村開発センターの調理室は交流事業や商品開発に活用できるため、修理してほしい」「屋内運動場は野球やソフトボールの屋内練習にも使用するため、天井などに防球ネットを設置するとより使いやすくなる」など、公共施設のより望ましいあり方についても意見を出し合った。
次回は10月7日に第5回会議を開き、これまでの検討結果の内容を確認する。