到着客らに記念品を贈呈 札幌に向けて飛び立つ航空機
福島空港の期間限定便「福島―新千歳」路線が16日から運航し、アイベックスエアラインズ(IBEX)と県、地元須賀川市などによるセレモニーが行われ、初便の搭乗客約70人らに赤べこロゴ入り不織布マスクなどの記念品を贈った。
福島―新千歳便運航は10月30日までの期間限定で、70人乗りの小型航空機が1日1往復する。新千歳行きは福島を2時55分に飛び立ち、4時15分に到着し、福島行きは1時5分に出発して2時25分に到着する。
福島空港は現在、同社が運航する大阪路線定期便のみで、札幌路線は新型コロナの影響で5月13日から運休(全日空便8月1日、6日~16日運航)している。
セレモニーは今野一宏県観光交流局次長、比江嶋圭之IBEX事業推進部担当部長らが札幌に旅立つ初便搭乗客らにハンカチやマスク、北海道観光ガイドブックを、新千歳からの到着客ら約50人には「ようこそふくしまへ」の横断幕によるウェルカム対応とともに赤べこキーホルダーや缶バッジなどをプレゼントした。
比江嶋部長は「IBEXとして福島空港利用17年目で初めて大阪路線以外の便であり、コロナ禍ではあるが福島と北海道のつながりをより強くできるようぜひ活用してほしい」と語った。
今野次長は「札幌便は夏休みの観光や帰省がハイシーズン。県と北海道の人・モノ・サービスのつながりが一層強くなってほしい」と期待を寄せた。