啓発グッズを渡し子どもにも交通安全を呼びかけ
「ゆずりあい『お先にどうぞ』で事故ゼロへ」をスローガンに全県下で行われる夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動は16日から25日まで展開される。初日に須賀川署と須賀川・岩瀬地方交通安全関係団体はメガステージ須賀川で街頭広報活動を行い、横断歩行者優先などドライバーの交通安全意識向上を呼びかけた。
同署のほか須賀川地区交通安全協会、須賀川交通対策協議会、須賀川地区交通安全活動推進委員、交通安全母の会の約50人が参加した。
参加者らは「全席シートベルト」「高齢者を守ろう」など書いたハンドプレートを国道118号線の路上で掲げドライバーに注意を促した。またメガステージの買い物客に安全標語を書いたウチワや夜光反射材などを配った。
啓発チラシでは、横断歩行者を守るため、横断歩道での一時停止や手前での減速などを訴えた。加えて人身事故場所の50%以上を占める交差点や交差点付近での安全運転を求めた。
今年度の運動は子どもと高齢者の交通事故防止、道路横断中の交通事故防止、飲酒運転・無免許運転及び速度超過など悪質・危険な運転の根絶、全座席のシートベルト・チャイルドシートの正しい着用徹底の重点5項目を啓発することで地域の安全運転を推進する。
同署は期間中、子どもたちの安全な登校の見守りに力を入れるほか、事故が多発しがちな朝夕の街頭活動の強化として、期間中は交通課、地域課が中心となり幹線道路や交通事故多発交差点などで事故防止に向け目を光らせる。