世界平和の願いを込めて ユネスコ協会「鐘を鳴らそう」

文化

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    「わたしの平和宣言」を読み上げる役員たち
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    平和への思いを込めて十念寺で打鐘

 須賀川地方ユネスコ協会(八木沼智恵子会長)の「平和の鐘を鳴らそう!」は18日、役員ら10人が参加して十念寺と長松院で行われ、世界平和への願いを込めて6回打鐘し、須賀川市内一円に鳴り響いた。
 日本ユネスコ協会の活動趣旨に沿って、民間ユネスコ運動の日(7月19日)を中心に平和の鐘を鳴らすことで平和を願う心を共鳴させ、地域や社会に向けて平和の文化を発信することを目的に毎年実施している。
 一昨年までは市内中学生にも依頼して、未来を担う子どもたちと一緒に平和の鐘を鳴らしてきたが、昨年からコロナ禍を考慮して協会役員のみの活動に留めている。
 開会式は震災から鐘楼が復旧なった十念寺で行われ、八木沼会長が平和の鐘活動は、第2次大戦中にビルマで負傷した愛媛県出身の兵士が帰国後に、「命の大切さ」を広めるため、戦地から持ち帰った現地の貨幣を溶かして「平和の鐘」を作り、撞き始めたことが全国や世界に広まったと説明した。
 続けて「一人でも多くの人に世界が平和であれとの願いを広めたい。世界にはまだまだ争いが続いている。少しでもそれが少なくなるよう願いを込めて鐘を撞きたい」と述べた。
 「わたしの平和宣言」として、すべての生命(いのち)を大切にします、どんな暴力も許しませんなど6項目を読み上げ、時間を合わせて宣言と同じ数の鐘を十念寺と長松院で撞いた。
 役員からは来年こそはコロナが収まり、次代を担う中学生たちと一緒に平和の鐘をまた撞きたいなどの声が聞かれた。