かがみいし田んぼアート実行委員会(和田和久委員長)が参加する「2021全国田んぼアートサミットinSAITAMA」は21日、オンラインで開かれ、来年度の開催地が鏡石町に正式決定した。
新型コロナのため今年はオンライン開催となり、田んぼアートを制作している団体や開催地の事例などが紹介され、田んぼアートの可能性や企業との連携、食としての活用をディスカッションした。
オンラインサミットで和田委員長は「全国各地の田んぼアート実行委員会や協議会にアドバイスを頂きながら来年を迎えたい。復興した鏡石にぜひ来ていただきたい」と次回開催地を代表して呼びかけた。
鏡石町での全国サミットは今年開催予定だったが新型コロナの影響で昨年の埼玉県開催中止を受けて予定を1年ずつ延期した。
全国サミットは田んぼアートを制作する団体が参加し、事例紹介、開催地の田んぼアートを視察し交流する。
今年のオンラインサミットには鏡石町といわき市を含む全国16団体が参加した。
鏡石町は2012年から岩瀬農業高や農業関係団体で実行委員会を立ち上げ、町図書館北側の田んぼ(70㌃)で童話をモチーフにした作品を毎年手がける。今年は「おむすびころりん」を表現し、町内外から多くの観覧者が楽しんでいる。