高校生が奉仕活動に挑戦 サマーショートボランティア

教育福祉

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    高校生と遊んで楽しげな園児たち

 須賀川市社会福祉協議会のサマーショートボランティアは26日からスタートし、高校生が市内の保育施設や老人ホーム、医療機関などで奉仕活動に挑戦している。
 福祉の仕事体験を通してボランティアに理解を深めるもので、今年は市内高校生70人が保育施設、児童クラブ館、高齢者施設、障がい者施設など13施設で活動する。
 このうち双葉こどもの園(円谷喜代子園長)では26日から28日まで3日間、須賀川高の佐藤遥人さん(3年)と須賀川桐陽高の高久晴名さん(同)が参加し、プールなどでの遊びで園児を楽しませている。
 佐藤さんは「部活動を終えてちょうどボランティアに挑戦してみたかった。職員の皆さんの叱るときは叱るメリハリをつけた子どもへの接し方がとても勉強になる。将来作業療法士を目指しているので、そうした距離感を学びたい」、高久さんは「ボランティアとしての参加は昨年に続き2回目。卒業後は看護師になり小児科でも働きたいので、子どもに干渉し過ぎない職員の皆さんの適切な接し方を自分も身につけたい」と目を輝かせていた。