座学の知識が感動呼ぶ安達太良山縦走

イベントスポーツ

  • 画像
    安達太良山縦走に挑んだ受講者たち

 須賀川市スポーツ振興協会の夏山登山は25日、安達太良山、鉄山、箕輪山の縦走を踏破し、3回にわたる事前の「登山学」で高山植物やコンパスの使い方などを学んだことにより、これまで以上の深い感動を得た。
 座学と合わせた登山講座は今回が初めてで、登山用具の選び方とトレーニングの仕方、登山地図の読み方と高山植物、山の天気などについて、もりの案内人の桑原信さんが事前指導した。
 受講者15人が参加し、安達太良スキー場山麓駅からロープウエイで山頂駅に行き、標高1699・6㍍の安達太良山、1709・3㍍の鉄山、1728㍍の箕輪山を次々踏破し、横向登山口まで8・3㌔を歩き切った。
 受講者らは「これまでにない登山学が大変良かった」「天候もよくすばらしかった」「山頂の景色が見られてうれしく、充実した登山だった」など感想を寄せた。
 また登山学で学んだ図面の見方やコンパスの使用法、装備や歩き方、山を登る心得などが参考になり、また受講したいという声も多かった。

イベント情報バナーイベント情報バナー