歴史散策で藤沼湖など巡り震災被害振り返る

文化

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    滝防災公園の記念碑を見学する参加者たち

 須賀川市立博物館のすかがわ歴史散策「藤沼湖の災害」は31日に行われ、東日本大震災時の決壊から10年が経過した藤沼湖本堤や滝防災公園の記念碑などを見学し、地形や当時の被害の大きさ、復旧への歩みなどを振り返った。
 現在開催中の企画展「乗り越える 災害と須賀川」の関連イベントで、約10人がバスと徒歩で散策した。
 一行は藤沼湖周辺を歩いた後、滝防災公園の記念碑や簀ノ子川、被害が大きかった滝地区を見て回り、学芸員から当時の様子などの解説を受けた。
 また藤沼湖の決壊で被災した市文化財収蔵庫について、被害状況やふくしま歴史史料保存ネットワークによる救援活動などの説明を聞き、防災の重要性を改めて考えている様子だった。

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