今年度の設置箇所を確認した委員会
須賀川市防犯灯設置委員会(委員長・安藤基寛副市長)は3日、委員ら約20人が出席して市役所で開かれ、今年度は申請88件に対し、58件を設置適当、30件を不適当と選定した。
市内には約7000灯の防犯灯が設置されており、平成17年には全灯LED化して施設の長寿命化と経費削減に努めている。
今年度は市内31町内会から88件の設置要望申請があり、6月下旬から約1カ月の現地視察と検討を経て58カ所を適当とした。
不適当となった30件の内訳は、隣接防犯灯・街灯との距離が近い5件、申請箇所付近に電力供給がなく引き込み困難17件(仁井田地区と舘ケ岡地区をつなぐ新道など)、NTT柱への添架使用許諾が得られない8件(千代乃屋食堂周辺など)。
安藤委員長は「これからも市民の安全安心のため防犯灯を設置し、犯罪抑制と交通安全に努めてまいりたい」とあいさつした。
調査結果は次の通り。
◇旧市内地区▽申請町内会4▽申請数6(設置適当5、不適当1)
◇西袋地区▽申請町内会5▽申請数15(設置適当13、不適当2)
◇稲田地区▽申請町内会3▽申請数10(設置適当7、不適当3)
◇小塩江地区▽申請町内会2▽申請数3(設置適当1、不適当2)
◇仁井田地区▽申請町内会2▽申請数11(設置適当2、不適当9)
◇大東地区▽申請町内会7▽申請数21(設置適当18、不適当3)
◇長沼地区▽申請町内会2▽申請数7(設置適当7、不適当0)
◇岩瀬地区▽申請町内会6▽申請数15(設置適当5、不適当10)