総合計画と創生戦略計画を統合へ

地域振興行政

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    橋本市長から委嘱を受ける川﨑会長

 須賀川市まちづくり推進会議は6日、市役所で開かれ、橋本克也市長は席上、令和4年度で計画期間満了を迎える第8次総合計画とまち・ひと・しごと創生総合戦略について、次期計画は総合計画に統合して一体的にまちづくりを推進する考えを示した。
 平成23年に設置したまちづくり懇談会を10年ぶりに改変し、多くの公募委員がまちづくりに参画できるよう新たに組織した。市最上計画である総合計画や創生総合戦略推進に向けて幅広く市民から意見を集約することがねらい。
 橋本市長が委員17人に委嘱状を交付し、「これまでの事業効果などを評価検証いただき、皆さんの意見を参考にし、時代の潮流に合わせた新たな課題解決を図っていきます。今後も皆様とともに市の持続的な発展と市民満足度のさらなる向上に取り組んでまいります」とあいさつした。
 委員互選により会長に川﨑興太福島大学教授、副会長に石井正廣市社会福祉協議会長と渡邉達雄商工会議所会頭を選任した。
 会議は市第8次総合計画や市まち・ひと・しごと創生総合戦略の概要、令和5年度から計画期間が始まる市第9次総合計画策定など意見交換した。
 第8次総合計画は平成30年度から市民と協働の理念のもと、将来都市像「選ばれるまちへ ともに歩む自治都市 すかがわ」を実現するため、5+1の政策と26の施策であらゆる人に選ばれるまちを目指し鋭意取り組んでいる。
 まち・ひと・しごと創生総合戦略は、平成27年度から人口減少社会に向き合い地域経済縮小の克服などを目的に、産業力を強化するまちづくりなど4つの基本による全庁的な推進体制のもとで地方創生に努めてきた。
 委員は次の通り。
 遠藤稔(夢みなみ農業協同組合すかがわ地区営農センター長)冨樫賢太郎(須賀川地区連合事務局長)杉岡一郎(市文化団体連絡協議会長)安藤喜勝(市体育協会長)長瀬功一(岩瀬地区小・中学校長協議会長)松井香保利(市女性団体連絡協議会長)須田智博(市明るいまちづくりの会連絡協議会長)緑川和幸(須賀川青年会議所理事長)鈴木孝英、池浦清一、安田吉充、安藤正博、高橋夏子、佐藤吉二(以上公募委員)