第54回須賀川市民体育祭は9月から来年2月まで全28種目で熱戦を繰り広げる。実行委員会は6日、市役所で開かれ、コロナの状況を踏まえた各協会の希望を確認した。
市民体育祭は、市民がスポーツに親しみ、アマチュアリズムとスポーツ精神を高揚して、市民の健康増進と体力の向上を図り、選手・市民が大会を通じて勇気と活力を分かち合い、絆を深めることが目的。
新型コロナの影響から役員を中心に開催を検討し、各協会に実施可否を確認していた。
9月12日のテニスを皮切りに、来年2月5日のフットサルまで28種目が行われる。昨年に比べ10種目増えた。
バドミントン、バスケットボール、フォークダンスは今年度も実施しない。
総合開会式とレセプションは見送り、式典の席上で行っていた市体育協会表彰は9月3日の表彰者選考委員会で検討し、25日に市文化センター小ホールで行う。
今後新型コロナの状況が悪化し、施設が貸し出しを休止した場合は日程を変更するか中止する。
感染症を防ぎ安全な大会運営を図るため、開会式や閉会式などは極力簡略化し、体調不良者は参加させない、参加者は市民または加盟団体員(種目により岩瀬管内)に限る、こまめな手洗いや競技時以外マスク着用、大声での会話、応援を避けるなど対策を求める。
実行委員会で安藤喜勝会長は「コロナ禍で苦しい状態が続くが、各協会も色々な工夫を重ねながら大会を実施してくれると信じている。事務局も今後の感染状況に応じた対応をしていきたい」とあいさつした。
競技日程は表の通り。