鏡石町パラリンピック聖火採火式 昔ながらのマイギリ式で

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    マイギリ式で火起こしに挑戦する渡辺さんと大野さん

 24日開幕するパラリンピックに向けた鏡石町の聖火フェスティバル採火式は9日、町内のパラスポーツ団体チームまきばの朝(渡辺広美会長)が参加して町構造改善センターで行われ、昔ながらのマイギリ式で種火を起こした。
 同団体はパラスポーツの普及と障がい者スポーツへの理解促進を目的に令和元年に発足し、毎月1回ボッチャや卓球バレー、フライングディスクなどの競技を通して交流を深め合っている。
 メンバーで石川支援学校高等部1年の大野翔さん(15)と渡辺想星さん(16)が町職員らと一緒に火起こしに挑戦し、約1時間かけて丁寧に種火を作り、慎重に炎にして専用のランタンに移した。
 2人は「マイギリを回す作業がすごく難しかった。やったことなかったので楽しかった」と話していた。
 鏡石町を含む県内全市町村から集められた採火は15日に郡山ヒロセ開成山陸上競技場で一つにし、パラリンピック開会式で全国の火となる。