11日午後8時15分頃、須賀川市和田衿先地内の国道118号交差点で須賀川市泉田宿の会社役員伊藤俊彦さん(63)の乗用車と鏡石町富田の会社員矢吹昇一さん(59)の軽自動車が衝突し、矢吹さんは意識不明の状態で救急搬送されたが、12日午前7時44分、外傷性出血性ショックで死亡した。伊藤さんの乗用車に乗っていた3人は軽傷だった。
須賀川署によると、現場は見晴らしの良い片道2車線の信号機のある交差点で、どちらかが信号無視したものとみて、防犯カメラやドライブレコーダーの映像などを調べている。
同署管内での交通死亡事故は今年に入って2件目となる。
死亡事故の続発を防ぐため、同署は16日まで5日間、緊急対策として交通違反の取り締まりや街頭広報活動を強化するなど警戒を強める。