「奇跡のナシ」出荷へ 幸水目揃え会 JA夢みなみ

農業

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    JA果樹連協会のナシの合同目揃え会

 JA夢みなみ幸水(ナシ)合同目揃え会は16日、あぐりフルーツ館(東部果実選果場)で、果樹連絡協議会、果樹部会、営農部などの役員や職員ら約30人が出席して開かれた。
 郷隆果樹連絡協議会長が「各支部で出荷規格を基本に目揃えし、統一規格で高値の販売をお願いします」、池田浩春営農経済担当常務が「今年は降霜、ヒョウなどの災害に遭う中での『奇跡のナシ』です。JA夢みなみのブランドを保ち、収穫に気をつけながらよろしくお願いします」とあいさつした。
 県中農林事務所須賀川農業普及所の三田村諭経営支援課副主査、県南農林事務所農業振興普及部の芝祥太郎経営支援課技師がナシの生育状況や収穫の注意点などを説明、JA全農福島郡山営農事務所園芸センターの長津太一さんが販売情勢を説明した。
 最後に3地区のナシのサンプルを規格ごとに配置し手に取りながら、3階級の「特秀」「秀」「赤秀」やカラーチャート、最低重量、変形果、病害虫など出荷規格について確認し、品質の向上を図った。
 またすかがわ地区の目揃え会は午後から、西袋支店、東部支店の2班に分かれて同館で開かれ、「幸水」の品評会は24日午前10時半から、きゅうりん館で開くことを報告した。
 選果日程は「幸水」は18日から9月5日までの18日間、その後「豊水」「あきづき」「南水」などは9月30日まで予定し、8万ケース(1ケース10㌔)を見込んでいる。

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