昨年のベストメニュー賞受賞作品
須賀川市は昨年も大好評の「ウルトラなメニューコンテスト」を9月23日から10月31日まで約1カ月半実施し、市内飲食店や小売店が参加して円谷英二監督やウルトラマンシリーズキャラクターをデザインした飲食物を提供する。
平成25年に世界で唯一、ウルトラマンの生まれ故郷であるM78星雲光の国と姉妹都市提携したことをきっかけに、松明通りへのウルトラマンモニュメント設置など各種事業を展開している。
昨年に引き続き、コロナの影響を受けた地域経済回復と「すかがわらしい」飲食物の開発提供を目的に行う。
31日まで事業者参加を募集し、今年度はメニュー開発に対する奨励金の交付を予定しているほか、ノベルティの種類を増やして、参加店やまちなかの周遊を促す仕組みを構築する。
コンテスト期間中は実際に食べたお気に入りのメニューに、すかがわ市M78光の町ホームページ内の特設サイトから直接投票できるほか、コロナ禍で遠方から足が運べない人も、ホームページ掲載写真などを見て「食べてみたい」、「おいしそう」など気に入ったメニューへの投票もできる。
昨年は市内11店が参加してオリジナルなウルトラメニューを企画開発し、取得ポイント数1位のベストメニュー賞にはDINING&SWEETSかおり食堂(東町)の「Mugカップピグモン」が、販売個数を元にコンテストを盛り上げた。ピアニー賞はホテル虎屋オールデイダイニングKAI(宮先町)の「ウルトラセブンハンバーグ」が選ばれた。
参加事業所を対象としたウルトラなメニューコンテスト説明会が16日、市役所で開かれた。須賀川商工会議所旅館料飲部会、須賀川飲食店組合、県菓子工業組合須賀川支部の加盟店らが参加し、市担当者が企画概要などを説明した。
また光の町webサイトでもイベント告知をスタートし、参加店募集を始めた。今後は9月上旬から中旬にかけて円谷プロによる計2回の監修を経て、同23日から期間限定で各店がウルトラなメニューを販売する。11月中に投票ランキングを元に入賞店を表彰する。