正午のサイレンに合わせて黙祷 190余柱の冥福を祈り焼香
鏡石町戦没者黙祷式は小雨が降る15日正午、遺族ら関係者15人が参列して鏡石一小敷地内忠霊塔前で開かれ、戦地で散った英霊190余柱の冥福を願い焼香した。
遠藤栄作町長、小貫忠男副町長、渡部修一教育長、古川文雄町議会議長、今泉武町遺族会長らが出席した。
今泉会長は「今年は終戦から76年が過ぎ、戦地では祖国の安寧と家族の幸せを願い、南方や極寒の地で多くの貴い命が帰らぬ人となった。現代の繁栄は多くの御英霊の礎の賜物です。哀悼と感謝の誠をささげます」とあいさつした。
参列者らは正午のサイレンに合わせて全員で黙祷をささげ、焼香をして英霊らを追悼した。
コロナ禍で各地戦没者追悼・黙祷式は中止されたが、須賀川市でも同日正午にサイレンを鳴らして関係者らは黙祷を捧げた。