福島空港台湾オンラインツアーは9月11日午前11時半から、自宅と台湾をリアルタイムにつなぎ、現地在住のエッセイスト青木由香さんが台北の歴史ある問屋街・ディーホアジェを歩きながら観光スポットや食べ物の魅力を紹介する。
コロナ禍で海外旅行ができない中、台湾の観光や食の魅力を親しんでもらい、福島空港から台湾への旅行機運の醸成を図り、コロナ収束後のチャーター便運航と利用促進を目指すため初めて企画した。
福島空港利用圏域(福島県、栃木県、茨城県)在住者40人を無料招待する。
福島空港の台湾チャーター便は平成10年から令和元年度まで638便運航し、8万4298人が利用した。特に平成30年度は99便1万2981人、令和元年度は128便1万3546人とコロナ直前まで大きな盛り上がりをみせていた。
今回のオンラインツアーは青木さんが町を歩く様子から現地の雰囲気をうかがい知る。ディーホアジェは台北最古の問屋街とされ、古い町並みが今に残っている。清朝末期から日本による統治時代を経て、現在ではリノベーションされた物件も多くあり、「新旧入り混じる街」として観光客や地元の人からも人気が高い。
ガイドを務める青木さんは神奈川県生まれで、平成15年から台北で写真、墨絵などを制作するかたわら、日本のメディアでコラムを連載し、台湾での日常を書いたエッセイを出版した。また、糸井重里の「ほぼ日刊イトイ新聞」のコーナー「台湾のまど」を担当し、人気を博している。
オンラインツアーはビデオ会議システム「Zoom」を使用し、約90分間行う。
応募は特設サイト(https://homusubijapan.com/taiwan1/)から申し込む。
なお県は今後台湾オンラインツアーの第2・3弾も予定している。
問い合わせは事務局会社のノットワールド(℡03―6661―7134)まで。