中宿地区で施工した盛土工事現場
2年前の東日本台風で堤防の越水による水害被害を受けた須賀川市中宿地区の住民の要望を受け、福島河川国道事務所郡山事務所が着工中の釈迦堂川盛土工事が27日に完了する。
工事は須賀川橋から中宿橋にかけて右岸に比べて堤防が低く越水被害が発生した左岸区間を大型土のうや除草シートを堤防沿いに設置・盛土して50㌢以上かさ上げした。
盛土は約350㍍離れた釈迦堂川上流域の河道内の堆積土砂を掘削・運搬して施工し、6月下旬から佐藤工業が請け負っている。
今回の盛土工事によって2年前同様の越水被害発生は抑えられる見通しで、盛土工事はほぼ完了し、23日以降は現場の整理作業に充てられる。