交通ルール・マナーを守ろう 登下校時間は特に

交通子ども

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    子どもたちの安全な道路横断を見守る地域住民たち

 須賀川・岩瀬管内の小中学校も25日から2学期が始まり、集団で登下校する元気な子どもたちの姿があちこちで見られる。保護者や交通教育指導員らは横断歩道に立ち、子どもたちが安全に道路を渡れるよう見守り活動を展開している。
 信号機のない横断歩道に歩行者がいるとき、ドライバーは一時停止しなければならないが、JAFの調査によると、県内は平成30年に3・5%、令和元年に8・7%しか遵守しておらず、ともに全国39位だった。
 これを受け警察や交通関係団体が啓発活動を推進したことで、昨年は27・0%、全国15位まで改善した。
 一方で依然7割以上のドライバーがルールを無視した運転を続けており、子どもなど歩行者を守るためにもルール遵守の徹底が求められている。
 須賀川署では主要幹線や交差点、横断歩道で交通取り締まりを行い、歩行者が安心して道路を横断できるまちを目指し、力を尽くしている。