天栄村の小中学校は不織布マスク統一 子どもたちに50枚配布

健康教育福祉

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    不織布マスクをつけて授業を受ける児童たち

 天栄村は村内の子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、小中学校に通う全児童・生徒349人(児童219人、生徒130人)に1人あたり50枚の不織布マスクを配布した。
 県内では新型コロナの感染が続いており、また従来株より感染力の強いデルタ株の可能性が高い「L452R」への置き換わりも進んでいるものとみられる。須賀川・岩瀬地域でも10代や10歳未満の新規感染が相次いでいる。そうした中で2学期が始まり、安全な学校生活環境の確保が課題となっていた。
 村ではデルタ株に対して布製マスクやウレタン製マスクでは感染を防ぐ効果が乏しいとする情報をもとに、全児童・生徒に不織布マスク着用を徹底してもらうため、配布を決めた。
 保護者にも理解と協力を呼びかけている。
 子どもたちは不織布マスクを正しく着用し、毎日の授業に臨んでいる。またこまめに手指消毒をする、給食の時間には黙食を徹底するなどして自分や周囲の安全を守っている。
 なお村内では12歳以上の小中学生を対象とするワクチンの1回目集団接種を8月21日に行い、2回目を9月12日に実施する予定。

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