市民健康増進など 須賀川市と明治安田生命が包括連携協定結ぶ

健康行政

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    協定を締結した市と明治安田生命

 須賀川市と明治安田生命保険相互会社は2日、市役所で市民の健康増進や地域活性化、市民サービス向上などを目的に包括連携協定を締結した。また新型コロナ対策支援として同社が市に41万5500円を寄付した。
 協定は健康づくりの推進、安全安心なまちづくり、スポーツ・教育振興、地域産業・観光振興などを相互かつ緊密に連携し、双方の資源を有効に活用した活動を推進する。
 今年度はがん検診などのチラシ配布、高齢者の見守り活動協力、市特産品の明治安田生命イントラネット掲載、各種イベントチラシなどの配布協力を予定し、福島ユナイテッドFCや福島ファイヤーボンズ、福島レッドホープスによる市内小中高生対象のスポーツ教室なども計画している。
 締結式には橋本克也市長、安藤基寛副市長、大杉直明治安田生命郡山支社長、和田行生同支社市場統括部長兼いわき支社法人営業部長、横山駿須賀川営業所長らが同席した。
 橋本市長は「『あらゆる人に選ばれるまち』を目指す市の地域発展への協力に感謝します」と述べ、同社が有する健康増進や地域活性化に関する情報やノウハウなどに期待を寄せた。
 大杉支社長は「須賀川市との協働による発展にこれからも貢献していきたい」とあいさつした。
 寄付は全国や郡山支社の従業員と会社からコロナ対策支援として募り、昨年8月、今年3月に続いて3回目。総額は138万2600円となり、市は明治安田生命に感謝状を贈った。