県農業受賞を報告した飛澤さん夫妻
鏡石町笠石でイチゴと水稲の複合経営し農業経営改善部門で第62回県農業賞を受賞した、飛澤良男さん(62)・登久子さん(59)夫妻は3日、町役場で遠藤栄作町長に受賞を報告した。
飛澤さんは県オリジナル品種のイチゴ「ふくはる香」の生産に力を入れ、病害対策のため太陽熱土壌消毒や生物農薬などで安定生産に向けた技術を積極的に導入している。
飛澤さん夫妻は「受賞は大変光栄なこと。これまでお世話になった皆さんに感謝したい。農業を生業にすることは厳しい面もあるが楽しいこともたくさんある。これからの農業を担う若い人たちにはその楽しい部分が多くなるように頑張ってほしい」と受賞の喜びを語った。
遠藤町長は「大変おめでとうございます。町にとっても名誉なことであり、他の農家さんの励みになります」と受賞をたたえた。
県農業賞は県農業関係最高賞であり、農業経営の改善や集団活動に意欲的に取り組み、優れた業績をあげている経営体や集団を表彰し、農業経営者の意識高揚と県農林業の振興と発展に役立てるとともに、県民の理解を深めることを目的に毎年実施している。