須賀川一小150周年 11日の記念式典で祝う

教育

  • 画像
    150周年を迎えた須賀川一小

 須賀川一小(永瀬功一校長)の150周年式典は11日午後1時半から同校体育館で行い、記念すべき年を祝う。
 同校は明治4年(1871年)10月、私塾を統合した共同塾「日就館」を前身に、明治6年4月の学制に基づき「公立須賀川学校」となった。その後、幾度か校名が変わり、現在は「須賀川第一小学校」として、市内で最も長い歴史を受け継いだ現在は児童約500人が勉強や運動を通して健やかに成長している。
 OBには「特撮の神様」円谷英二監督(須賀川町立尋常高等小学校)、57年前の東京オリンピックマラソン銅メダリスト円谷幸吉選手をはじめ、数々の著名人が名を連ねる。
 東日本大震災では校舎損壊、校庭陥没と甚大な被害を受け、近隣の学校や仮設校舎での生活を余儀なくされたが、関係者や保護者、先輩や他校生の温かい支援もあり、逆境を成長につなげることができた。現在の校舎での学校生活も平成27年から始まり、新たな伝統を築いている。
 仮設校舎時代には歌手の大黒摩季さん作詞、バイオリニストのNAOTOさんら作曲の応援ソング「希望のうた」がプレゼントされ、今も各行事などで大切に歌い継がれている。
 近年の同校の伝統として欠かせないのがマーチングバンド部で、ふくしま国体に先立ち平成6年に創設され、今年度で28年目を迎えた。昨年まで東北大会に24年連続で出場し、これまで16回の全国大会出場経験も持つ。
 コロナ禍のため昨年に続き今年も県大会は実施せず、11月6、7の両日に東北大会がビデオ審査で行われる。「We Love Marching」を合言葉に、児童らは練習を重ねている。
 150周年式典(深谷徹実行委員長)は新型コロナの感染を防ぐため、児童代表の6年生88人と関係者らのみで行う。
 永瀬校長の式辞、深谷実行委員長のあいさつに続き、歴代校長などに感謝状を贈呈する。受賞者代表あいさつは長谷川幸三前校長が担う。橋本克也市長が来賓祝辞を述べ、特設活動紹介・ビデオメッセージとして合唱部、マーチング部、同校OBの東京フィルハーモニー交響楽団トランペット首席奏者の川田修一さんが出演する。
 児童代表あいさつに続き、出席者一同で校歌を静聴する。
 記念事業としてこのほか、記念誌、クリアファイル、マフラータオルを製作し、児童に配布する。また学校にテント3張りなどが贈られる予定。