神楽殿の床磨きなど汗を流す参加者
須賀川知る古会(影山章子会長)は今年も朝日稲荷神社神楽殿を会場に、須賀川の歴史・文化・先人・樹木・自然の魅力を学ぶ「神楽殿寺子屋」を全4回開講する。第1回講座は5日、会員ら約10人が参加して、神楽殿のクリーン作戦を展開した。
知る古会は須賀川の魅力を歴史や文化など多方面から再発見する活動を市民や市内小学生らとともに永年継続してきたが、東日本大震災で被災した同神社神楽殿を神炊館神社の協力を得て平成25年に再建し、新しい市民の憩いと学びの場として定期的に寺子屋を開いてきた。
昨年からはコロナ禍の新しい生活様式に即した形での活動を企画している。
今年第1回講座「神楽殿ワークショップとクリーン作戦」は、会員を中心に14人が参加し、建物周辺の草刈りや落ち葉集め、床磨きと欄干の塗装塗り替え作業などに汗を流した。
第2回講座は26日午後2時からtette5階で郷土史家の永山祐三さんが「亜欧堂田善と須賀川派の画家」出版記念講演を開く。定員は24人、受講料は1人500円。
第3回講座は10月3日午後1時から、神楽殿で横田清美さん(自然観察の会ふくしま)が旭ケ公園を散策しながら秋の自然の魅力を探す。参加費は1人500円。
第4回講座は10月17日午後2時半からtette1階で鈴木俊行県樹木医会事務局長が「桜・さくらの管理」をテーマに講演する。定員は29人、参加費500円。
各講座申し込みは知る古会事務局の影山さん(℡75―3005)まで。