岩瀬地区小学校児童理科作品展の最高賞であるムシテック館長賞は三島木颯介君(白江小6年)の「カマキリの卵と雪の関係~6年間のまとめ」に決まった。
4、 5の両日に来館した養老孟司館長が理科部長賞6点の中から決めた。
三島木君の研究は、カマキリが木の高い位置に卵を産む年は雪が多く降る、カマキリは積雪量を予測して卵を産む位置を決める、という古くからの伝承の信ぴょう性を検証するもの。6年間にわたりカマキリを飼育し、1年間の様子や、卵と雪の関係についてデータを収集し続け、まとめた。
結果として卵と雪の相関を裏付けるには至らなかったが、「今後も観察を続けたい」と締めくくっている。
三島木君の作品やほかの入賞作は12日まで、ムシテックワールド1階ギャラリーコーナーに展示されている。
表彰式は12日午後0時半から同館サイエンスステージで行われ、三島木君と理科部長賞受賞者の川田悠善君(白方小5年)が研究成果を発表する。