須賀川アリーナに世界記録現る 走幅跳びなどのシルエット表示

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    ガラス扉に描かれた走り幅跳びの世界記録

 須賀川市スポーツ振興協会は須賀川アリーナのエントランスホールに走り幅跳びと走り高跳び、ハードル走の世界記録や日本記録を体感できるアスリートのシルエットを壁やガラス扉に描き、トップクラスのアスリートのすごさを体感できる仕組みづくりに取り組んでいる。
 今年度の新規事業であるスポーツ記録等掲示事業の一環で、入り口のガラス扉11枚を使って、走り幅跳びの選手が踏切から着地するまでの姿を連続写真のように表示した。
 エントランスホールの壁には走り高跳びでバーを越える瞬間や、ハードルを跳ぶ瞬間のシルエットを描いた。
 走り幅跳び・高跳びのシルエットは世界記録の距離、高さを示しており、テレビや新聞では伝えきれないアスリートのすさまじさを実感することができる。
 また世界記録だけでなく、小・中・高校と一般の男女別日本記録も表示し、子どもたちが発達状況に合わせた目標を見つけやすい工夫も取り入れている。
 ハードル走は中学と一般の男女別で障害物の高さが異なることがわかるようそれぞれ描き、待合のイスも並べて置くことで高さを実感しやすくした。
 施設を利用する子どもや大人が競技に興味を持つきっかけとしたり、アスリートへのリスペクトを感じること、自身の目標を立てるヒントになることなどが期待される。