子どもたちの安全確保に危険箇所を点検する参加者
天栄村教委の通学路安全確保のための合同点検は17日、役場職員と須賀川署、須賀川土木事務所の計10人が村内12カ所を視察し、注意点や対策について意見を交わした。
村通学路防犯・交通安全プログラムに基づき、2年に一度関係機関とともに実施している。
文化の森てんえいに集合し、久保直紀教育長が「他県では下校中の子どもが犠牲になる痛ましい事故も発生しており、村においても通学路の危険箇所の対策は急務。児童生徒の通学路の安全確保に向けた対策の検討・実施に向け、ご協力をお願いします」とあいさつした。
事務局が前回の点検箇所の状況を報告した後、村内小中学校から報告された点検が必要な場所に移動して現場を確認した。
今回の点検箇所は交通量の多い場所や歩道がない場所、豪雨時に冠水する場所など。
参加者らは現場を注意深く観察し、学校での交通指導の徹底を基本に、ガードレールや街路灯の設置、外側線の再整備、改良工事の必要性など対策を検討した。
今回の点検内容をもとに今後の対策をより具体的に検討していき、子どもたちが安全に安心して毎日通学できる環境づくりを継続していく。