米の安全祈願で玉ぐしを捧げる橋本組合長 品質や形質など米の等級検査する審査員
JA夢みなみすかがわ地区の米の安全祈願祭・令和3年産米の等級初検査は21日、岩瀬支店農業低温倉庫などで行われた。
神明神社の大槻正信禰宜の神事で、橋本正和代表理事組合長、池田浩春営農・経済担当常務理事、深谷広幸営農部長、木船勝志郎岩瀬支店長、相楽次郎エルピー運輸代表取締役らが玉ぐしをささげた。
橋本代表理事組合長は「すかがわ地区で26万3000俵の出荷となります。今シーズンも安全に作業してください」とあいさつし、根本直毅米穀課長補佐が検査留意事項を説明した。
19日以降に岩瀬、天栄地区で刈り取られた水稲うるち米「ひとめぼれ」、もち米「こがねもち」など30㌔袋400袋、フレコン8トンが運び込まれ、コメを殻差しで抜き取り、検査員が品質や形質などを慎重に検査、等級は全量1等米となり、好調なスタートとなった。
今後、「コシヒカリ」なども含め等級検査を経て、国が定めたガイドラインに基づき、旧市町村単位で放射性物質モニタリング検査を行い、基準値超過がないことが確認されてから出荷・販売される。