なりすまし被害防止へカード作成 鏡石TPT

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    メッセージカードを描くTPTメンバー

 鏡石TPTメンバーの鏡石中1、2年生9人は21日、町公民館で「なりすまし詐欺被害『なくす』プロジェクト」に参加し、オリジナルメッセージカードを作成した。

 TPTは「The Power of Teenagers」の略で、少年の健全育成と地域ボランティアの活性化を図る目的で平成14年7月に結成した。今年度は町内の小中学生31人で構成している。

 今回の活動はなりすまし詐欺被害撲滅を願い、生徒たちが作成したメッセージカードを、岩瀬農業高生が栽培した野菜や果物を販売する際に購入者に配布し、被害をなくせるよう取り組む。昨年度は同校で収穫したナシを被害「なし」にかけて配布した。

 プロジェクト発足式で、生徒たちはDVDを通して現在の詐欺被害の現状や手口などを学び、一人ひとりが工夫を凝らした言葉や絵を添えたカードを完成させた。

 来月から収穫・販売する野菜や果物にカードを付けて購入者に被害防止を呼びかけていく。