山河さん(小塩江中)が最優秀賞 少年の主張県大会

教育

 第43回少年の主張県大会は24日、福島市で審査委員会を開き、最優秀賞に山河ひなたさん(小塩江中3年)の「ずっとそばに」が選ばれた。北海道・東北ブロック選考に進み、上位に選ばれれば11月の全国大会に出場する。

 少年の主張大会には県内134校から1万879人の応募があり、1次・2次審査を通過した16人が県大会に出場した。須賀川・岩瀬地方からは山河さん、善方朝日さん(長沼中3年)、矢部理央さん(岩瀬中3年)が発表した。

 県大会はコロナ感染拡大防止のためウェブ開催とし、県青少年育成県民会議ホームページに発表動画を掲載した。30日まで視聴できる。

 最優秀賞を受賞した山河さんの主張は、自身が保護した犬猫を通して抱いた憤りや悲しさ、悔しさを訴え、ペットを飼う前に4つの心構えを持ってほしい、「命の重さは動物も人も同じ」であり、殺処分数全国ワースト2位の福島の現状を変えるために動物愛護に携わる弁護士になりたいと夢を披露した。

 また善方さん「誰かの笑顔のために」と矢部さん「笑顔は宝物」は優良賞を受賞した。

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