初のフォトウエディング 風流のはじめ館

その他文化

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    和庭園で撮影する新郎新婦

 須賀川市の俳句をはじめとした和文化を広く発信する「風流のはじめ館」で26日、初めてのフォトウエディング撮影会が開かれ、市内在住の新郎新婦が和室や庭などで仲睦まじい姿を披露した。
 新郎新婦はコロナ禍で多くの人が集まる披露宴が難しい中で思い出を残すため、福島市を拠点にするフリーランスウェディングプランナーの齋藤智賀子さんにフォトウエディングを依頼し、翠ケ丘公園や同所で撮影を実施した。
 風流のはじめ館は須賀川郷学所跡に昨年10月2日にオープンし、俳句文化関連資料を展示した「文化伝承の間」をはじめ、和室「白牡丹の間」、多目的スペース「郷学の間」など当地の和文化を存分に体験できる施設となっている。
 和室と庭での記念撮影は、新郎は紋付袴、新婦は白を基調とした色打掛で臨み、仲睦まじくそっと手をつなぎ笑顔でポーズをとる姿に、来館者らからもお祝いの拍手とため息が聞かれるほどだった。
 同館で撮影を終えた2人は、翠ケ丘公園の太鼓橋で親族らとともに記念写真を撮り、最後に大町の古民家カフェかもめ舎で洋装ドレスにお色直しして食事会を開いた。

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